大きな鳥にさらわれないよう
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大きな鳥にさらわれないよう

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川上弘美 著 / 講談社 第44回泉鏡花文学賞受賞作。現代作家でSFと短歌を得意とする川上弘美氏の長編小説です。 川上弘美さんの作品は、いつも最初の一文で彼女の描く世界観へと連れ去られてしまいます。 「今日は湯浴みにゆきましょう、と行子さんが言ったので、みんなでしたくをした。」 唐突に始まる一文。さも直前まで話がなされていて、途中から参加したような妙な居心地になります。 背を正して物語に向かうと、そこかしこの言葉から発せられる違和感。これは一体いつの、どこの話なのか、掴めないのです。掴んだかと思うとするりと固定概念から抜け落ちてゆきます。 物語の後半はパズルが埋まるように、こういうことだったのか、と世界がひとつにまとまり出しますが、そのこれまでに見たことのない世界観たるや脱帽です。 上質の現代SF小説。短歌などにも造詣の深い川上弘美さんならではの美しい日本語にもぜひ触れてみてください。 装丁:名久井直子 装画:nakaban 講談社公式サイトでは試し読みもできます http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062199650