はまのゆか・作　あかね書房 算数の国の王子さまは算数がだいっきらい。ある日、王子さまはきらいな九九をまほうの力で彼方の森へけしてしましました。 勉強しないで遊べる！と喜んだ王子さまですがおやつの時間になってもおやつが出てこないので九九ひろばへ行ってみると…。 王子さまは九九をとりもどすべく旅にでるのですが、道中九九を唱える必要がでてきます。大きな声だったり小さな声だったり。一の段から九の段まで声に出しながら読むとなんと九九を覚えられちゃう便利な絵本なのです。 はまのゆかさんの素敵なイラストに惚れ惚れしながら九九に初めて出逢うお子さんにぜひプレゼントしてあげてください。きっと九九が嫌だなと思うこともなく覚えられちゃうと思いますよ。 読んであげるなら年長さんから。 自分で読むなら年長さんから小学三年生くらいまで。