






三品輝起 著 / 夏葉社
帯にかかれた「雑貨化する社会」。意識の薄いところには浮かんでいたけれど日本の多くがうやむやにしてきた言葉にドキッとします。
西荻窪にある雑貨店FALLの店主・三品さんが綴る、お店のこと、いまの社会のこと、昔のこと。それぞれが小さな章立てとなっています。
日常必需品を手に入れていた時代は終わりを告げ、すべて雑貨化していく日本の現状が丸裸にされて突き刺さります。
これから先の時代を進むために。雑貨の未来をかんがえるために。雑貨を作る方のみならず、さまざまな業種にかかわる方に一読いただきたい一冊です。