えぐちりか 作・絵 / 小学館
『パンのおうさま』シリーズ第三弾。完結編となる今作は、表紙はいちごパンをイメージしたピンク色。パンでつくった女の子をおきさきさまとして迎え入れるおはなしなのですが、今回もパンならではの問題が発生してしまいます。
パンのおうさま、悲しい気持ちでまたしても大反省。今回ばかりはおうさまに同情してしまうストーリーとなっています。
ユニークで、美味しそうで、華やかなパンのおはなし。
どこかでこの絵本をみかけたら、「おうさまがつくったパンだ」と思ってくださいね。
すべての文字がひらがなで書かれていますので、4歳ごろのおこさまでしたら自分で読めるでしょう。読み聞かせするなら0歳から。
食パンそっくりの、ほかには例のない華やかな形ですので、パン好きのお子様へのプレゼントにも最適です。