荒井良二 著 /偕成社
絵本作家・イラストレーターの荒井良二氏による、世界中のまばゆい朝を題材にした絵本です。
東日本大震災の発生した2011年の冬に初版が発刊され、不安で平穏を失いかけた時期に、圧倒的な朝の希望を描き、人々を支えてくれた絵本です。
どんな夜を過ごしても、どんな街に暮らしていても、必ず朝がやってくる希望に満ちている絵本となっています。
海辺のまち、喧騒のまち、山間のまち、雨の降っているまち。
ただ純粋に朝の風景は美しいなあと、いつまでも眺めていたくなります。
「だからわたしはここがすき」
そこに住む自分を肯定することばを添えて、命の力強さを伝えています。
小学生のお子さんにも、大人の方にもおすすめです。プレゼントにも。
同シリーズ
『きょうはそらにまるいつき』はこちら
https://yomogibooks.com/items/5eafb3f472b9117075571f46