





三浦太郎 作・絵 / こぐま社
日向ぼっこするゴリラのおとうちゃん。
そこに子どもゴリラが「あそんで〜や」とやってきます。
おとうちゃんゴリラはしかたなく子どもゴリラと遊び始めます。
遊びはどれも実際に試してみたら楽しいものばかり。
「おとうちゃんつうてんかく」も、お子さんはとても喜びますね(関東だと「おとうちゃんスカイツリー」でしょうか)。
ぜひ日頃の親子のスキンシップに取り入れてみてください。
おとうちゃんとスキンシップしたいなあと思うお子さんは
父の日のギフトにしてみてもいいかもしれません。
全編関西弁が愉快で、のんびりした親子のやりとりが、実にのどかな一冊です。
なお京都大学総長をされてる(※2020年時点)山極寿一さん『ゴリラの森、言葉の海』によると、実際にオスゴリラはメスゴリラが出かける時に子ゴリラを預かり、一緒に遊び、子守をするのだそうですよ。とてもリアリティーのある絵本だなあと思います。