名前のないことば辞典
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名前のないことば辞典

¥1,980 税込

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出口 かずみ 作・絵 / 遊泳舎 絵本作家出口かずみさんによる、「わくわく」「ぱりぱり」「もじもじ」など日常で何気なく使っているとても感覚的で曖昧な言葉約300 語をあつめた辞典です。 出口かずみさんの世界観がぎゅーっと詰まった一冊になっています。 少しめくって楽しみ、少しめくってまた楽しむ。そのペースの繰り返しで長く楽しんでいただくのにぴったりです。 辞典をめくりながらくすくす笑ってしまいます。ただの辞典と思って手に取ることなかれですよ。 --------------------- はじめに ある日、某輸入食品店のレジで量り売りのコーヒー豆を注文したときのことです。店員さんに「これを二百グラム、ええと……あの……これを……」と、なぜかいきなり頭が真っ白になりました。豆を〝挽く〞というワードがどうしても出てこなくなったのです。店員さんは笑顔で優しく、うんうんと相槌を打ちながら私の口から〝挽く〞という言葉が出るまでゆっくり待ってくれたのですが( しばらく泳がしやがったな、とあとで思いましたが)、私は身振り手振りと一緒に「あの、豆をこう、ガリガリ……」と必死で伝えたのです。 やっと店員さんが「お挽き、して?」と誘導してくれ、「そうそれ! 挽いてください!」と晴れて頼めました。その場に安堵の空気と笑いが生まれ、「ガリガリ」が手伝ってくれたかもなと振り返って思ったのでした。 こんなふうに日常では気がつかないくらい、物事を表現する際に便利に使ってしまっている「名前のないことば」たちを、いぬ、ぶた、あひる、くま、かめ、ねこ、はりねずみの7種類の動物たちの日常に溶け込ませてまとめてみました。どこかの小さな町でこんなことが繰り広げられているかもしれない、と読んで楽しんでいただけたらと思います。 出口かずみ --------------------- 判型:四六判変形(ハードカバー) ページ:272P 初版発売日:2021年2月22日 編集:谷口香織 デザイン: 荒木純子(えほんやるすばんばんするかいしゃ)