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西尾勝彦 著
『のほほんと暮らす』や『尾形亀之助詩集 カステーラのような明るい夜』などの詩集を世に送り出している詩人・西尾勝彦さんの私家版詩集です。
芸術方面に進もうとしている若い人たちに向けた「創作基礎」の話をされる機会があり、創作をつづけていくにあたって知っておいた方がよいことなら伝えられるかもしれないと重ねられた講義の内容を、非実用的な方向にあらため、随筆詩のようなかたちにまとめたものとなります。
芸術家のこころの在り方を西尾さんらしい言葉で導いていて、芸術を生み出そうとする人でなくても、「これは自分に向けて語られているのかもしれない」と揺さぶられる言葉があります。
----------もくじ--------------
創造する、生きること
やわらかさ、するどさ
自分の、みつける
自分と、あるく
自分を、まもる
ゆっくり、休む
つながり、あふれる
白い火、ともして
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本文 22ページ
中綴じ 130mm×182mm
2022年7月10日発行
組版・装丁 角谷慶
発行 西尾勝彦