こすぎさなえ　作　・　出口かずみ　絵　／　教育画劇 工作がとくいな長男ティム、プログラミングに夢中の次男ビット、そしてくいしんぼうの末っ子・マックスというねずみの３兄弟のほのぼのプログラミング？なお話。 長男のティムが末っ子のマックスのためにりんごジュースを作ろうとしたらマックスはすでにりんごを平らげお腹の中へ。 りんごジュースを作るにしてもりんごは町に買いに行かなくてはなりませんが、町にはのらねこのブッチーたちがねずみの３兄弟を待ち構えているのです。 さてこのブッチーたちをかわして買い物するために、ティムとビットは得意の工作とプログラミングでおつかいロボットを作るのですが、のらねこ退治のための工夫とはさてなんでしょう。 プログラミングの絵本や児童書というと、算数に近くて計算することが多いのですが、こちらに数式などは一切でてきません。あくまでも物語のなかでどんな作戦を練ったらお買い物が完了するのか、ということだけでプログラミングの考え方がちょびっと身につくのです。 あんまり難しく考えず、楽しんでもらえたらOKです。 読んでもらうなら３歳くらいから 自分で読むなら６歳くらいから 初版刊行：2023年8月 size：240mm×190mm ページ： 32p