のどがかわいたのレビュー

のどがかわいた
十代のあやふやで、不安で、重い灰色のようなものにぐるぐると包まれている尊いものを、文章でこんなにも美しくみずみずしく書くことができるんだろうか、と衝撃をうけました。
誰もが同じような思いを感じながら、成長してきていると思います。私もそう。そして、今もまたこの先のみえない状況に本当は不安です。でも、いつもそばにコトバがあった。コトバは寄り添いながら一緒に歩んできてくれた。人間はコトバで作られて、救われて希望をもつことを改めて感じます。この時期に、1人でも多くの方にこの本と出逢ってほしいと、心から願っています。
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ご購入とレビューありがとうございます。もう少し多くの方へお届けしたかったのですが、現在(2020年5月初旬)この本は完売になりました。詩に向かい合う10代のみずみずしさ、まっすぐ向かっていけるたくましさ、そういうものが詰まったすごく眩しい本でした。

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