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通常版
¥3,850
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蔵書票つき
¥4,950
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*こちらの絵本は通常版と蔵書票つきの2種類があります。
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さかたきよこ 作・絵 / 888ブックス
絵本も手掛ける銅版画家・さかたきよこさんによる、壮大な宇宙の誕生の物語。生まれたときから宇宙をひとりで過ごすまあるほし。生まれたときからひとりだからさみしくもないし、名前もないし、かなしくもないのです。そんなまあるほしにある時異変が起こります。隕石が衝突したのです。そおっと目をあけてみると、隕石のかけらたちはまあるいほしをぐるりとかこみ、隕石がぶつかったあとが残ったのでした。
その後も、いくつもの出来事に遭遇しながら幾百年、幾千年、幾万年が過ぎていきます。幾億年がすぎる頃には、まあるほしはその姿をすっかり変えてしまうのですが、そのお話はぜひ本のなかで。
宇宙の誕生や宇宙の行く末に興味がある方はぜひ手にとってほしい絵本です。物語としてはとてもロマンがあるのですが、地学の視点からみても筋が通っていてリアリティもあり、さらには宇宙の長い歴史を旅しているようで、繰り返し何度も読んでしまうのです。
さかたきよこさんの繊細な線が宇宙のみえないところまでを描き出しているようです。
装丁;サイトヲヒデユキ
サイズ: 154×220mm/カラー
ページ:44p