new






ヨシタケシンスケ 作・絵 / KADOKAWA
絵本作家のヨシタケシンスケさんが贈る、ゲームとしての日常。
つまらない日常も、苦しい日常も、孤独な日常も、自分だけの脳内のゲームに置き換えることで大人も子どもも少しだけこの複雑な人間社会のなかでなんとなく救われるような気がする。
明確な答えのない、何者にもなれない、でも尋常でない速さで進んでいく社会に怯む人たちに贈りたい、ヨシタケシンスケさんならではの優しさがここにあります。
傷ついた自分にも、疲れてしまったご友人や家族への贈り物にもおすすめです。
--------
自分を傷つける人から どこまでとおくにいけるか。
そこそこ いごこちのいいばしょを
みつけることが つくることができるかどうか。
そういうゲーム。
-------
忘れないし、憎しみはへらないけれど、
外からみたときにだけ
許したフリができていれば かち。
忘れたフリができていれば かち。
そういうゲーム。
----
(本文より抜粋)