






ヨシタケシンスケ 作・絵 /ブロンズ新社
新進気鋭のヨシタケシンスケさんが繰り出す『死』をテーマにした絵本です。
おじいちゃんが死んだあと、ベッドの下から「このあとどうしちゃおう」とタイトルのついたノートが出てきた。ぼくは、おじいちゃんが思い馳せた「天国」や「地獄」「神さま」や「家族の見守り方」についてノートから色々考えはじめます。
とはいえ、ヨシタケワールド。天国にいく格好がピクニックの装いだったり、地獄では「たんじょうびにもらえるケーキがものすごくにがい」とか「ねるまえに悲しいおはなしをきかされる」とか、怖くも悲しくない、むしろ笑える物語になっています。
死という重いテーマにもかかわらず、小さなお子さんでも楽しく親しめますし、少しでも死に怯えずに過ごせるのではないかと大人も感じさせる絵本です。
ご自分用にも、プレゼント用にも。小さなお子さまへの読み聞かせにもぜひどうぞ。
定価 1,512円(本体1,400円+税)
257×205mm 32P 上製 hard cover
ISBN 978-4-89309-617-3 C8771
発行年月 2016/4