



いしがきわたる 絵 おおぬまたかし 監修 / マイルスタッフ
もっとも身近な天体のひとつ「月」。月は毎晩のように眺めることはあっても実際子どもの素朴な疑問にどこまで説明ができるかとなると、難しい場面もあるかと思います。
「月はどうして、輝いているの?」
「満月が大きい時があるのはなぜ?」
「どうやって満ち欠けしているの?」
「どこでも同じ模様や形で見える?」
といった疑問に、実にわかりやすく解説した絵本です。
科学的な視点はもちろん、想像力を掻き立てる美しい科学絵本。
表紙の月は写真かと思いきや実はイラストで、飾って眺めているだけでもなんだか気持ちがまんまるになるような立派なお月さまです。
東京の都会に浮かぶ月、森の静かな奥地を照らす月。うっとりします。
月のことがよく分かる上、2020年からの十五夜の日が一覧リストになっているので毎年月がきれいな時期に開いてみてください。
刊行:2020年9月
size:22.5×26cm
ページ:32p
読んでもらうなら4歳くらいから。
自分で読むなら6歳くらいから。