河田桟 著 / 偕成社
与那国島で馬と暮らす河田桟さん。これまでも『馬語手帖』などの著作が出ています。
今回はウマと話すために必要な事柄を、わかりやすい言葉できちんと理解できるようにした、「人間中心ではない、ウマが中心となった」絵本です。
ウマと仲良くなりたい時、人間のルールで近寄るのではなく、ウマがどんなことを望むのか知るためにまずはこの本を読んでほしいと思います。
馬語の半分くらいがわかるという「ちょっとふうがわりなこども」に憧れます。人間の規範が通用しない世界があることに、安らぎも感じる一冊です。
サイズ:25cm×19cm
ページ:48p