細川貂々 作・絵 山登敬之(明治大学子どものこころクリニック院長) 監修 / 平凡社
自身も発達障害が元で生きづらさを感じきた細川貂々さんが自分自身の過去を幼少期・中学生時代・高校時代・20代・30代・40代と丁寧に振り返りつつ、同じ境遇にある方の症例も4コマ漫画で紹介。
本人にしか見えていない風景、周りが察知しづらい問題が見える化されています。また明治大学子どものこころクリニック院長の山登先生の解説が、発達障害の現状をまとめていて、本そのものの土台を固めています。
発達障害ってよく聞くけど具体的にはどんなことに困るの?とご疑問に思う方が最初に手にとってほしい一冊です。
なお、お子さんが読む時は、お友達に似た様子の子がいたときに「あの子は◯◯だ」というレッテル貼りが生まれないようサポートのお声がけをしていただくと良いかと思います。
size:四六判
ページ: 200p