きだに やすのり 著 / H.A.B
「ずこうことば」という聞き慣れない言葉。
作者のきだにやすのりさんが作った造語です。
「ずこうことば」とは
じぶんの からだの なかを とおって
いちどは そのことを たいけんした ことば
だそうです。
こちらは「ずこうことばでかんがえる」に続く二作目で、
みじかい質問に、ずこうことばで答えるという内容になっています。
今回もすべてひらがなだけで構成されており、もくじはあいうえお順になっています。短い質問に、いつもと違うことばで答えることで新しい(あるいはずっと前からあったけど眠っていた)こたえがみつかるかもしれません。
「えに したくなることって なんですか?」
「しっぱいを りよう できますか?」
「じぶんの えを どうかんじますか?」
「はんたいに すると なにが みえますか?」
「わくわく したのは なぜですか?」
たちどまって、ゆっくり反芻して自分だけの答えを出す。
他人の意見や「いいね」に敏感になりすぎて、自分のことばが見えづらくなってきたら、ぜひ深呼吸しながら読んでみてください。
姉妹本の『ずこうことばでかんがえる』もおすすめです。
https://yomogibooks.com/items/626205c89fe3d70e4b754419
サイズ:四六変型判(縦180mm 横116mm 厚さ10mm)
ページ:128p