







木村セツ 著 / 里山社
前の年の11月末に夫を亡くしたセツさんは年をまたぎ、90歳になって新聞ちぎり絵をはじめました。夫の「いくつになっても勉強せなあかん」という言葉を胸に、いつのまにか夢中になってちぎり絵を制作する毎日。
そんなセツさんのちぎり絵作品と、日常をきりとった作品集になっています。しめ縄からはじまり、クリスマスツリーまで。季節の移ろいにあわせて、作品も春夏秋冬を現すものに。
セツさんの新聞ちぎり絵ができるまでの工程も丁寧に掲載されているので、興味が湧いた方もはじめやすい一冊です。
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木村セツ
1929年(昭和4年)奈良県桜井市生まれ。90歳から新聞ちぎり絵を始める。テレビ、新聞、メディア等で取り上げられ全国各地で原画展を開催。
作品集に『90歳セツのちぎり絵』『91歳セツの新聞ちぎり絵ポストカードブック』『94歳セツの新聞ちぎり絵日記』(里山社)がある。
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size:A5判・ソフトカバー
ページ:112p